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楽しいニュースは一つもない

Posted by やすはら on 10/25/2011
こんにちは。

CCAのブログにも関わらず齢とうに過ぎた
就職アドバイザーの安原が、今日は書かせていただいています。
なぜなら、今日は火曜日。CCAがお休みの日だからです。

しかもいきなり暗い題名で。
「楽しいニュースは一つもない」この言葉は。

今年の4年生の、受験報告書に書かれていた一言で
妙に胸に突き刺さっています。

ここで、少し私の経歴(誰も興味はないと思うが)を紹介させてください。
私は、一応表向きは関西のメーカー、商社で
大学卒業後人事採用業務で働いてきました。
裏の経歴として、8年間就職支援団体のボランティアとして
今と同じようなことを行っていました。

多少就職市場を何年も見ている人間として、
これほどまでにいいニュースがちっともない世代も珍しいと思います。

バブル崩壊以降、氷河期と言われてはいましたが、
私たちの世代ではIT、ちょっと後では人材・・など不況下でも
それなりに業績を伸ばしている業界もあることはあったのです。

しかし、リーマンショック以降、「今、元気のある業界は?」と
言われても、ピンと来ないのが現実です。
それなのに3月に地震と原発事故がありました。

それの何がいけないかというと、都会の人に
「地元に帰って就活する」という意識というか選択肢を与えてしまったことですね。
(大企業が軒並み採用を6月に遅らせてしまったため。
その間の暇な4~5月に、地方の企業を受けちゃったんですね。
あと、インターネットの発達で全国どこへいても受けれるようになったし)

最近どこぞの事務とか、なんだかどんな業種を見ても
勤務地熊本なのにちょいちょい都会の大学生が内定してます。
某銀行なんか半分以上東京大阪の大学生ですからね。熊本を代表する銀行なのに!

ですので、熊本で就活を考えている人も、油断は禁物だと思います。
対戦相手が、全国なのですから。
(逆に全国で狙っている人にとっては追い風かも・・・)
だからこそ、対策は早ければ早いほうがいいと思います。

そういえば、ドラマが軒並み高視聴率らしいですね。
特に安原が見ているのが、「家政婦のミタ」と「11人もいる」です。
(他にも月9とか南極大陸とか録画はしてるのですが追えてません^^)

家政婦のミタ、が予想以上に視聴率を伸ばしています。
確か、ハケンの品格も似たような感じのドラマでしたね。
人間的な想像力や思考力、主体性や判断能力がゼロであっても
基礎能力があるロボットのような人材が魅力に映る・・・

現在の就職活動とは対極です。
その、主人公のミタさんは、見事に企業が学生に求める性格を一つも持ってません。
とかく、能力があってもコミュニケーション能力や主体性がないと
生きていけない、就活に対する皮肉でもあると思います。

そういうドラマが流行るというのは、本当に不景気な時のようです。
そう考えれば『山田太郎ものがたり』なんて放映時期を間違ったとしか思えませんね。

とにかく、楽しいニュースが一つもないと思っておけば、
就活でちょっとほっこりしたいいことがあったとき、思った以上に
前向きになれるかも知れませんね。

ちなみに安原は「何のドラマを見るか?」、を毎クール悩みます。
就活アドバイザーならぬドラマアドバイザーが欲しい今日この頃です。

明日は、CCAの方が来られます。
10:00~ 妹尾元気 さん  14:00~ 堀 瑞枝さん
(各々の方の紹介は、その方の投稿をご覧ください)。

お待ちしています!

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