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卒論を通して感じたこと

Posted by げんき on 12/12/2011
おはようございます!
午前担当の妹尾です。

現在、卒業論文を書き進めている最中で自分のテーマが

「外国人留学生の現状と展望」

という海外から日本へ来ている留学生について考察しています。
その中で自分が最も注目しているのが留学生の進路・就職活動です。

自分も夏まで就活していて、留学生が母国とは違う国でどうやって就職するのか気になっていました。

基本的に就活の流れは日本人学生と同じです。
①就活サイトに登録
②企業にエントリー
③実際に採用試験を受ける(面接・筆記など)
④内定

ただ日本人と異なるのは、海外から来ているという事で日本式の就活ノウハウや慣習が分からず就活自体に消極的になったり、授業や研究等と並行して就活ができなかったりと、苦労している学生が多いそうです。

しかし、ここ最近はグローバル化が進み日本企業の海外進出や現地法人を設立し、現地採用を行うなど留学生への門戸は広がり続けています。その少ない枠に入ろうと留学生は必死に努力しています。

考察を進めていくうちに感じた事は、日本人(特に学生)は現在の環境に甘えすぎているのではないかという事です。
留学生のほとんどは自分の人生を自分の力で豊かにしようと高い志を持って日本へやって来ます。
だからこそ就活も必死にやるわけだし、全てにおいて日本人学生よりも意識が高いと感じます。

自分も含め、いまの若い人達は人生の中で苦労した経験が少ないのではないかと思います。
常に親や周りの人達に守られ、その環境に慣れてしまってないでしょうか?
だからフリーターやニートと言われる人達が増えるわけだし、自分で何とかしようという気持ちが欠如しているように思います。
日本の学生を否定しているわけではありませんが、今まで以上に高みを目指して頑張らないと国際舞台で留学生達と対等に渡り合うことは難しいと思います。

就職氷河期と言われ不安を煽られると思いますが、
こんな時こそ必死に頑張るべきだと思います。
就活は自分の人生を決める大事なことです。
「もういいや」とか「これでいいや」と妥協だけはしないでください。
そこでもうひと踏ん張りすれば、違う道が拓けてくるはずです。
まだ就活は始まったばかりですが、留学生に負けない強い気持ちをもって長い戦いに挑んでほしいと思います。

午後(14:00~17:00)は花田さんが担当です。

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